セイユウ機工5つの特徴
Feature
主な研磨加工技術
まずは「丸鋸(マルノコ)の刃物」について。
丸鋸と言っても、「電動工具用の小さなチップソー」から、外径900mmくらいの大きな物まで、木材・プラスチックの切断に使う「超硬チップソー」「ダイヤモンドチップソー」や、金属切断用の「メタルソー」「メタルチップソー」など様々ですが、セイユウ機工は、これら全てを高精度に研磨加工することを得意としております。1枚1枚を丁寧に磨き上げ、新品のような切れ味にしてお客様へお戻ししております。
チップソーの研磨工程について説明します。まずは1枚ずつ、刃のカケや板のフレがないかを検査し、汚れを綺麗に洗浄します。必要に応じて研磨の前に二番取りを行い、研磨がしやすくお客様が使いやすいようにチップ刃の周辺を加工します。その後、投影機で刃の角度を測定し、刃角度に合わせて刃のスクイ面と先端をゆっくり丁寧に研磨します。研磨後に、精度良く、しっかりと刃がついたかを測定器で全品検査してから、お客様へお引渡しをしております。刃物の外径精度は、0/100~3/100mmまでの高精度に仕上げておりますので、お客様のご使用時には、とてもキレイに切断加工ができるようにしてあります。
その他の得意刃物としましては、「形状加工する超硬・ダイヤモンドカッター・ルーター」「穴あけ用ドリル各種」「使い捨てのエンシン替刃」「丸太を切断するチェーンソー刃」「鰹節の業務用削り節機械の超硬刃物」「冷凍マグロ・カツオの皮削り用カッター刃」「印刷インキ製造用のドクターブレード」「印刷機用の裁断刃」「プラスチック・金属・木材用の粉砕刃などの平刃刃物」や、「紙・銅パイプ・フェルト切断用のスリッターナイフ」「冷凍マグロや丸太切断用の帯鋸刃」など、チップソー以外にも多種多様な刃物の再研磨を得意としております。是非お気軽にお声がけ下さい。
お客様の切削加工を快適にする
『刃物提案力』について
私たちは毎日お客様の工場に伺い、お客様と真剣に刃物の話をしております。お客様と向き合い50年にわたって知識を積み重ねてきました。社員一同、真剣に刃物に向き合い考え続けております。お客様の加工条件を伺い、こんな良い刃物がありますと新たな提案をしております。
「より綺麗に」、「長切れする」加工工程を減らせるような刃物を提案致します。最新刃物についての研究も常に続けております。毎年外部の展示会に行き情報収集しています。組合の勉強会にも積極的に参加して同業者様と切磋琢磨し高め合っております。
充実した『機械設備体制』
セイユウ機工は、熟練職人だけに頼らず、最新設備を積極的に導入しております。最新の研磨装置は、環境にも人にも優しく、効率的に高精度を実現してくれます。24時間稼働の研磨設備を備え、我々が帰った夜中も一晩中、高精度の研磨をしてくれています。昔からある設備にも、精度良く研磨ができるように修理・オーバーホールをして、常に良い状態を保てるように手を入れ続けております。また、タッチパネル化や、サーボモーター制御装置を取り付けて、誰にでも効率的に高精度に研磨操作できるように、常に設備の改造にも努めております。より良い研磨をするために、人がじっくり時間をかけるべきことと、機械を自動化して機械に任せた方が効率的なことの判別を、社員のため、お客様のために常に考え続けています。
セイユウ機工の工場は50年を迎えますが、工場内はとてもキレイに整理整頓がされています。お客様に良い刃物をお届けするためには、自社工場内が常にキレイで清潔でいなければならないと確信しております。
よくある質問
Q&A
営業範囲はどこまでですか?
定期的にお伺いできるのは、基本的に「静岡県内全域、愛知県の一部、山梨県の一部、長野県の一部、神奈川県の一部」です。詳細はお問い合わせください。また、宅配便にて全国対応しております。
再研磨の価格が知りたいのですが?
基本料金は設定しておりますが、サイズにより異なります。また、刃物の状態(欠け・摩耗等)によって再研磨の状況も異なります。「再研磨の見積依頼シート」をご用意しておりますので、お手数ですがダウンロードして頂き、お見積もりからお願いします。
再研磨は少量ですが、再研削可能ですか?
1本からでも再研磨を致します。但し、送料をご負担頂きますのでご了承を頂きたいです。営業可能エリア内でしたら、個別訪問も可能の場合もございます。
納期はどのくらいかかりますか?
通常納期は3~7日です。お急ぎの場合はご相談ください。
刃物の形状にもよりますが、翌日納品もお承り致します。お気軽にご相談ください。
お支払方法は?
納品後に銀行振り込みでお願いします。安心の後払いです。
再研磨に関連するSDGsの具体的な取り組みについて教えてください。
『再研磨事業自体がSDGsの達成につながり、存続すること自体が1つの取り組み』であると考えます。その他には、お預かりした工具をギリギリまで使用いただけるように、極力、再研磨不可としてお断りしないようにしております。
これによりお客さまには、限りある資源を最後の最後まで使っていただけるようになりました。